機関庫部分の製作も終盤に入ってきました。
屋根部分を塗装して仕上げ作業を行います。
目次
扇形車庫の屋根を仕上げる
扇形庫の屋根部分はガイアカラーのニュートラルグレーⅠ~Ⅳを用いて塗装しています。
ただ単色の塗り分けなのでメリハリがついており単調な仕上がりになっていてジオラマ感がありません。
そこでエナメル塗料各種でウォッシングを施します。
クレオスのウェザリングカラーマルチブラック、TAMIYAのエナメル塗料を溶剤で溶き全体に塗布していきます。
これでだいぶどぎつい色が落ち着きました。
続いて屋根上野小物パーツを仕上げていきます。
現在の梅小路の屋根部分にこのようなパーツはないのですが、見栄えを良くするために煙突フードパーツを作ってみました。
ジャーマングレーで塗装して屋根上に接着します。
写真にはありませんがフード上面にはダークグレーを筆塗りしておきました。
出窓パーツも木工用ボンドで接着しておきます。
今までバラバラだったパーツをやっとひとつにできるのは達成感があります。
DMMで造形した煙突パーツにもエナメルで色入れ後、ガイアエナメルの赤サビで汚しを入れておきます。
こちらのパーツは以前の記事でも紹介しています。
Google Mapsが資料!扇形機関庫の屋根上を製作 / 梅小路ジオラマ
煙突パーツにはモデリング時にあらかじめ四方から穴を開けれるようにモールドを施していました。
0.3mmのドリルで穴を開けます。
そこに0.3mmの真鍮線を差し込みます。
四方から差込み接着剤で固定。
屋根部分に真鍮線の土台部分を設置、真鍮線を適切な長さに切り詰めて接着します。
これで煙突を支える張り綱部分を再現することができました。
実際のワイヤーはもっと細いのですがある程度存在感も欲しかったので0.3mm真鍮線を使用しました。
強度はあまりないのでぶつけないように注意します。
メタルプライマーを筆塗り後、フラットブラックを塗装しました。
屋根を機関庫に固定する
これで屋根部分の大まかな加工は終わったため機関庫に接着します。
当初は屋根を部分的に取り外せる用にする予定でしたが強度面を考えて接着することにしました。
機関庫の柱部分はアクリサンデーで接着しましたが、全体的な剛性を保ちたかったため柱と屋根は木工用ボンドで接着します。
アクリサンデーも強力なのですが耐衝撃性がなく強い力が加わると割れるように外れてしまいます。
木工用ボンドはある程度の弾性があるため意外と衝撃に強いと思われます(知らんけど)
ボンドを塗布後屋根を接着、大量の重しを乗せて固定します。
ガッチリと固定することができました。
煙突部分気に入った(°▽°)
模型を作って撮る自己満足の世界#梅小路ジオラマ #Nゲージ #梅小路蒸気機関車館 pic.twitter.com/eeI5wq5LYr— しげもん (@shigemon1227) 2018年5月5日
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自作扇形庫の屋根上を精密化!梅小路機関庫の特徴 出窓と煙突部分を再現する / Nゲージ 鉄道模型 / Full scratch building Roundhouse【梅小路ジオラマ計画#20】