梅小路蒸気機関車館の特徴でもあった屋根上の看板を作っていきます。
閉館後に取り外されるのではと心配でしたが、京都鉄道博物館になった今も「館」の文字が「庫」に変更され健在です。
目次
レーザー加工機を使って看板を作る
Illustratorで文字と看板部分のデータを作成し、レーザー加工機でカットしました。
精密な板状パーツは3Dプリンターではなくレーザーでカットする方が早く精度も高いのです。
必要に応じた機械の使い分けでなんでも作れてしまうのですね。
Illustratorのデータを取り込みカットの設定。
設定内容はレーザーパワーの強弱やカットのスピードなどです。
この値を調整することで紙やアクリル、木材などもカットできてしまいます。
ものの数分でカットが終わりました。
バラバラですが細い切り文字ができました。
看板部分も同様にカットします。
精密感も大事ですがある程度の強度も欲しかったので最細部分を1mmとしました。
仮組みしてみます。
1円玉と並べると小ささがわかると思います。
うちに帰ってきましてパーツを組み立てていきます。
薄皮一枚でつながっているパーツを切り出して木工用ボンドで接着し組み立てます。
ペーパークラフトのようで楽しいです。
看板部分はスカイブルー、文字部分はホワイトで塗装後、看板に文字を貼り付けます。
ピンセットで慎重に接着していきます。
「蒸」のパーツの多さが大変でした。
見慣れた看板の完成です。
看板部分を点灯させるためチップLEDを設置するための土台部分を3Dプリンターで造形しました。
チップLEDを固定後、看板用のライト基板を屋根裏に固定します。
テスト発光の様子です。
看板を並べて光らせてみます。
チップLEDがむき出しなので眩しいですが問題なく点灯させることができました。
念願の看板部分が完成しました。
YouTube動画
ライトアップも可能!特徴的な『梅小路蒸気機関車館』看板をレーザー加工機で製作!/ Nゲージ 鉄道模型【梅小路ジオラマ計画 #16】