扇形庫の中へ室内灯を組み込もうと考えていましたので工作していきます。
目次
【工作過程】扇形機関庫にテープLEDを設置する
使用するのはポリウレタン線が配線済みのチップLED。
本当はチップLEDとポリウレタン線を別で購入し自分ではんだ付けした方が安上がりなのですが時間短縮のために配線済みのものを選びました。
秋月電子通商さんで40円くらいだったと思います。
【I-09956】表面実装用白色LED(リード付)/ 秋月電子通商
チップLED自体は1mmほどの大きさです。
扇形庫の図面と構想自体はジオラマ製作に取り掛かる前からある程度出来ておりその際のメモです。
庫内40ヶ所にチップLEDを設置します。
その為別途基板を知り合いに作って頂きました。
この基板にチップLEDを配線し、給電はKATOのパワーパックのスナップ端子から供給します。
また、チップLEDの配線は30センチ程だったのですがこのままだと庫内全体に行き渡らせる長さが足りないため別途で購入したポリウレタンを延長することにしました。
0.29mmのポリウレタン線を用いて延長します。
試しに2本はんだ付けして点灯確認します。
キレイに光りました。
この勢いでどんどんはんだ付けを済ませます。
ポリウレタン線が束になりました。
モンジャラ(ポケモン)を彷彿とさせるフォルムです。
基板を抑えるパーツもちゃちゃっとモデリングして3Dプリンターで造形しました。
こういう単純パーツをサクッと作れるのはかなり良いと思います。
レイアウトボードの裏に基板を設置、建物内部の床に開けた穴に配線します。
表に出た配線は機関庫の柱に沿わせて固定します。
全てのLEDを固定して点灯させてみました。
問題なく光ってます。
実は1ヶ所だけ接触の都合か暗く光るLEDがあるのですが全体で見るとあまりわかりません。
屋根を乗せると気にならないと思いそのままにしています。
窓ガラスから漏れる光がいい感じですね。
白色LEDは青白く見えてしまうのがネックですが今回はこれで良しとします。
ただ1つ問題が発覚。
実はあまり明るく点灯させると壁が透けてしまうんですよね。
うーん、これも仕方ないですね。
フル発光しなければ気にならないのでこのまま工作を続けます。
次回から同様の方法でストラクチャー製作する場合は下地に黒を塗って透け対策します。
YouTube動画
3Dプリンターで自作した扇形機関庫の中にチップLEDを仕込んでみた!/ Nゲージ 機関区モジュールレイアウト【梅小路ジオラマ計画 #15】