梅小路蒸気機関車館のジオラマに欠かせないのが扇形庫の中心部分に当たる転車台(ターンテーブル)です。
現在市販で手に入るターンテーブルはKATO、TOMIXからそれぞれ発売されている電動ターンテーブルになります。
ただし、今回はフルスクラッチで扇形庫を自作し限りなく梅小路に近づけることが目標にしているため、既製品の電動ターンテーブルだと忠実に再現することができません。
というのも、梅小路蒸気機関車館の転車台外周線路は42線あります。
KATOの電動ターンテーブルは36線、TOMIXの電動ターンテーブルでは線と実物通りの配線にならないのです。
そこで今回採用したのがPECOのターンテーブル NB-55です。
電動ではありませんが別途モーターを組み込み一応電動化は可能。
このNB-55ならある程度の加工ができますし外周線路も実物通りに配置が可能になります。
目次
ターンテーブルの組み立て
中身はターンテーブルのキットになっておりABS製のランナーとピットが同封されています。
レール部分と通電パーツは小袋に入っていました。
通電するための真鍮パーツをはめ込み組み立てます。
レールを組み込みます。
付属の銅パーツを折り曲げ転車台のピット底に取り付けます。
これでレールに通電も可能です。
と思いきや2つあるうちの片方のパーツの端が欠けていました。
欠品や不良品を引く確率が高くなってきました(心配)
購入店にメールしてみます。
取り付け説明書は英語で記載されています。
底に取り付けた銅パーツのツメは折り曲げておきます。
桁部分も説明書の図通りに組み立てます。
特別問題ありません。
桁をピットにはめ込みました。
写真では見えにくいですが桁の上面部分には木のモールドがあります。
KATOのターンテーブル / 蒸気機関車とのサイズ比較
直径はKATO製の方が大きいですね。
KATOの新C62を乗せてみます。
サイズ感おわかりでしょうか。
機関車が特別小さく見えることもないかと思います。
旧C62もギリギリ乗せることができます。
こちらの方が実物のイメージに近いですね。
今後この転車台を中心に扇形庫をフルスクラッチで製作していきます。
YouTube動画
※音声に不具合があるためイヤホン着用かステレオスピーカーでのご視聴お願いします。