ジオラマ工作

ダンボールで自作トンネル!後編 / Nゲージ鉄道模型 山の作り方

目次

Nゲージ鉄道模型 山・トンネルの作り方 後編

前回の記事でNゲージサイズの小さなトンネルについて紹介致しました。

今回はその続きです。

参考記事:山・トンネルの作り方 前編

山の表面を作っていこう

それでは続きを始めていきます。

前回ではダンボールで骨組みをつくり不要な紙によって大まかな形を決めました。

表面を整えるために濡らしたティッシュペーパーをボンド水溶液ではりつけ、一晩寝かせて乾かせた状態です。

Nゲージ トンネルの作り方 / 情景製作
乾燥させた状態

表面が乾いてぱりぱりしています。

ここからはモジュールレイアウト製作の際の作業と同じです。

Nゲージ トンネルの作り方 / 情景製作

まずは下地にアンダーコートアースを筆で塗ります。

塗る際はあまり強く筆でこすってしまうと表面のティッシュが破れてしまうので軽く色付ける程度でOKです。

Nゲージ トンネルの作り方 / 情景製作

アンダーコートアースはKATOのシーナリーセットに付属していたものを使用しましたが、大容量のボトルタイプも存在します。

今回の様なミニジオラマであればシーナリーセットに付属分で十分だと思います。

下地の塗装はアクリル絵の具でも構いませんしTAMIYAの情景テクスチャーペイントでも代用できます。

お好みの地面に仕上げます。

Nゲージ トンネルの作り方 / 情景製作

アースを塗布できたなら、乾かないうちにパウダーをまぶしておきます。

今回は全体というよりか部分的にパウダーを撒きました。

Nゲージ トンネルの作り方 / 情景製作

ある程度乾いてきたら木工用ボンドを使用してフォーリッジを接着していきます。

ここまできたらもうすぐ完成です。

Nゲージ トンネルの作り方 / 情景製作

フォーリッジはできる限り細かくほぐして接着していきます。

丁寧にほぐほぐしながらピンセット等で接着するとやりやすいです

先ほどパウダーを撒いた部分をフォーリッジの隙間からチラ見せするのも表現の1つです

側面部分をレンガ調にしよう

ここまでできたらもう完成でも良いのですが最後に一手間加えます。

側面や背面のダンボールの目隠しとして市販のレンガ調プレートを切って貼付けます。

Nゲージ トンネルの作り方 / 情景製作

デザインプラスチックペーパーという物を使用しました。

プラスチック、というよりゴムの様な素材で、曲げたり切ったりと加工が容易です。

前面のダンボール部分に合わせてカットして貼付けます。

ミニトンネル完成!!

Nゲージ トンネルの作り方 / 情景製作

なんとか完成致しました

製作時間は延べ6〜7時間ほどでした。

当初の予定ではレールにかぶせて設置できるようにするつもりだったんですが、構造上そうなっていません。

設置する際はレールをトンネル部分に通します。

Nゲージ トンネルの作り方 / 情景製作

そのためトンネルに入る線路は数mm浮いてしまうのですが走行には問題はありません。

トンネル内部の長さはだいたい車両1.5両分ほどです。

内部で脱線した際は指で車両を押しながら取り出すしか方法はありませんが普通に遊んでいて脱線は今の所ありません。

ミニレイアウトサイズで作りましたのでテーブルトップで遊べます。

お気に入りの簡易SLやまぐち号を走らせてパシャリ。

Nゲージ トンネルの作り方 / 情景製作

Nゲージ トンネルの作り方 / 情景製作

みどりの中のSLはかっこいいですね

殺風景なデスクトップレイアウトに情景を付け足すことができました。

小さく軽くて片付けも簡単にできますのでお座敷運転にも良いかと思います。

まとめと動画

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