前回作ったホビダスの大井川トーマスキットにKATOのC11の動力を組み込んでみます。
これでやっとトーマス号を走らせることができます
トーマス号の組み立てに関してはこちらの記事をご覧ください。
目次
記事:『鉄道ホビダス 大井川鐵道きかんしゃトーマス号 キット作ってみた!』
KATOのC11の動力を組み込む
このトーマスキットの目玉はなんといってもKATOのC11の動力を組み込んで走らせることができるということです。
そのため、キットのスケールもKATOのC11と同様のサイズになっています。
スケールでいうと1/135程度になってしまうので非常に大きい機関車です…。
最新のNゲージ蒸気機関車と比べてしまうとすごく大きく見えますが、トーマスになることでより大きく見えることでしょう
動力化は簡単で、まずトーマスキットのボディと足回りを外します。
接着剤が剥がれてパーツがポロリ、ということが起きるかもしれないので優しく分解します。
ボディー裏側のこの部分を切り取ります。
ここを切り取らないとKATOのC11にかぶせる際に接触してハメることができません。
続いて、KATOのC11のボディーも同様に取り外します。
ヘッドライトの基盤を取り外します。
後部のライト基盤は取り外さなくても大丈夫ですが、なんとなく外してみました。
動力化完成!
トーマス側のボディーをC11にかぶせて完成です。
トーマスキットを説明書通りに寸分の狂いもなく正確に組み立てることができていたならスムーズに動力にハマるはずです。
しかし…一発でうまく合体させることができず…
コンマ数ミリのずれでもいくつも重なると大きなずれになります。
組み立ての際のいい加減さが後になって響きます笑
スムーズにハマらなかったのでボディ裏側の接触している部分を削りながら組み合わせました。
ただし、個体差もあるようで、説明書には「当たりやすいところをチェックし適宜削ってください」という説明がありました。
やはり削り合わせが必要なんですね。
そう、工作が雑だったわけではない…。
これでNゲージの線路を走らせることができます。
動輪を塗装
小学生のころにプレゼントでもらったC11が手元にあります。
227のナンバーが装着されており、まさしく実車通りということで足回りに色を入れてみました。
実物のトーマス号はC11227号機が改造されていま、…、いや、トーマス号はソドー等からやってきました。
ついでにKATOのC11はユニオンリンクと合併てこが省略されているので真鍮板を用いて作っておきました。
Nゲージの機関車はロッド類に銀色を入れることでかっこよくなると思います。
色を入れた足回りに取り替えて完成です。
C11の動力をそのまんま組み込んだ感じも良かったのですが、足回りに色を入れたことによってより完成度が高くなった気がします。
ロッドも追加したことで精密感がでました。
非公式側から。
キャブと後部タンクのシールが貼られていないのが惜しまれますが…まあいいでしょう。
近くで見ると塗装の雑さが目立ちます。
KATOのターンテーブルに乗せてみました。
やっぱりKATOの転車台は旧スケールの機関車にぴったりですね。
大きさに違和感がありません。
出発進行!
ユニトラックコンパクトで無理をさせて走らせています。
ちなみに、走らせるためにこういう裏事情がありました。
記事:動画『鉄道ホビダス 大井川鐵道きかんしゃトーマス号キットを走らせてみました』の補足
キットを組んでから時間がかかったのですがなんとか走らせることができました。
この流れでジェームスキットも発売されたら嬉しいなあ、なんて思っています。
可能性はないわけもないんですが、もしそうなったとした際のベース車両になるであろうKATOのC56のスケールは1/150ですから並べたときにかなり違和感がでそうですね笑
また重連できないのもナア。
マイクロエースのC56をベースにつくってみようかな…なんて思ったり思わなかったりしていますがめんどくさそう…
おわり
YouTube動画
Nゲージ 大井川鐵道きかんしゃトーマス号を走らせてみました / 鉄道ホビダス KATO C11 / Thomas & Friends