今回は連日作っているジオラマ、梅小路機関庫のSL検修庫の部分を製作していきます。
当初は省略しようと考えていたのですが全景を見るとやはり裏側の検修庫が無いのは少し寂しかったので作ることにしました。
製作方法は過去の工作とほとんど同じですので思いついた勢いで行った突貫工事です。
ベース自体は機関庫部分と同じ3Dプリント品です。
目次
工作過程 3Dプリンターで造形から仕上げ作業
Fusion360でモデリングしたデータを3Dプリンターで造形。
建築関係の模型はレーザーカットが主流ですが3Dを活用して工作します。
造形後のパーツです。
今回は黒色のPLA樹脂で造形しました。
フチについている丸い形状のバリは反り防止のサポートです。
このサポートはスライサーで追加したものではなくもとのデータ作成時に付けたものです。
0.3mmなので簡単にカッターで切り落とすことができます。
表面の凹凸をサンドペーパーで処理していきます。
溶きパテを併用しますが仕上がりには若干凹凸が残ってしまいました。
このあたりは適当です。
また今回はプラバンも併用して壁面ディティールを追加していきます。
3Dでの一体モールドも可能ですが、そうすると表面処理の際に細かな部分にサンドペーパーが行き届かなくて大変だったんですヨ…
なので今回は細い柱はプラバンで追加する方法にしました。
前回カットしたアクリルが残ってしまいましたので窓ガラスとして使用します。
窓をはめ込みアクリサンデーで固定します。
屋根部分は3Dで大きさの都合上造形できなかったので1mm厚のプラバンをカットして貼り重ねて製作しました。
240×240mmのモジュールを製作してその上に木工用ボンドを用いて建設(?)していきます。
梅小路機関庫 SL検修庫モジュール完成
屋根を塗装して接着、地面も仕上げました。
地面の表現等は過去の工作と同じです。
延長モジュールとしての製作したため機関庫とは切り離し可能です。
反対側です。
検修庫部分がモジュールから大きく飛び出しています。
これは機関庫側のモジュールと接続するための苦肉の策です。
機関庫裏側の道路とN電のレールも雰囲気程度に再現しています。
この辺りの細いディティールは追求していないので適当です。
裏側から転車台の方を眺めてみます。
現存する中で最大の扇形機関庫、圧巻です。
検修庫ができたことで機関庫裏の寂しさが無くなりました。
付近には詰め所や物置?といった建物があったのですが今回は全て省略。
3日間の工作でした。
YouTube動画
突貫工事!梅小路機関庫のSL検修庫部分を増築&モジュール延長!/ Nゲージ 鉄道模型【梅小路ジオラマ計画 番外編】