前回の記事でPECOの転車台を電動化するべくTAMIYAのプーリーユニットセットを組み立てました。
目次
転車台の電動化に使えるか? TAMIYAのプーリーユニットセットの組み立て
その際にも触れたのですがプーリーユニットをターンテーブルと直結させると回転が早すぎるのとトルクが小さいため低速かつスムーズな回転ができません。
そこで同じTAMIYAの楽しい工作シリーズのミニモーター低速ギヤボックスを併用することにしました。
ギヤ位置を変えることで回転数を4段階切り替えることができるギヤボックスです。
ミニモーター低速ギヤボックスを組み立てる
パッケージはプーリーユニットの時と同じイラストです。
パッケージ裏側にはギヤ比の一覧が載っています。
今回組み立てる低速ギヤボックス以外にもいくつかのギヤボックスが発売されています。
中でも低速ギヤボックスが一番スローが効きます。
組み立てます。
パーツはランナーとなっておりギア関係も一部ランナーパーツです。
細かいネジパーツとグリスも付属です。
プーリーユニットに付属のモーターとは異なるミニモーターが同封されています。
こちらのモーターだとNゲージの電圧で回転させることができますので便利です。
写真はウォームギアを取り付けている様子です。
説明書通りに組んでいますので詳細は割愛します。
ボックスにギアを並べてグリスを塗ります。
特別難しい要素はありません。
モーターをはめ込んでこちらにもグリスを塗布します。
また、説明書には付属のグリス以外を使用しないよう注意書きがありました。
ギアとモーターを設置できればボックスを付属のビスで固定します。
透明ボックスですのでギアの回転の様子を確認することができます。
ここからはギアの取り付け位置を4種類から選ぶことができます。
カシメパーツとギアの取り付け位置で伝達するギア比が変わるという仕組みです。
細かいことはよくわかりませんが好みの速さに調整します。
今回は一番低速が出るギヤ比 661.2:1の設定にしました。
付属のクランクプレートを設置してキット完成です。
組み立て自体は30分もかかっていません。
動画を撮影しながらでしたので普通に組めば10分ほどでできると思います。
電池を当てて回転させている様子です。
低速ですので写真にとっても伝わりません…。
しっかり低速が出ていてトルクも強いです。
モーター自体は高速回転していますがギアの組み合わせによって低速に変換されています。
スゴイ…と思いますが何十年も前からメカの世界では当たり前の技術なんですよね。
クランクプレート部分はプーリーに置き換えることも可能です。
これを動力にプーリーを用いて転車台へ接続できれば低速回転ができそうです。
見た感じ問題なさそうですがやってみないとわからないのが工作の難しいところ&楽しいところでもあります。
組み立てと回転の様子は動画になっていますので合わせて御覧ください
YouTube動画
TAMIYAの楽しい工作シリーズNo.189 ミニモーター低速ギヤボックス(4速)を組み立ててみた / プーリーユニットとの接続【SHIGEMON】