京都鉄道博物館の車両工場にてC621号機とマイテ492号車が特別展示されるということで早速見学してきました。
マイテ492が京都鉄道博物館で展示されるのは何気に初めてです。
展示期間は2018年3月30日(金曜日)から4月2日(月曜日)まで。
目次
C62形1号機 蒸気機関車
はとのヘッドマークが取り付けられています。
銀河鉄道999のモデルになった蒸気機関車です。
1948(昭和23)年から1949(昭和24)年にかけて、D52形のボイラーを活用し、49両が製造された日本最大級の旅客用蒸気機関車。東海道線や山陽線の特急・急行をけん引しました。
引用元 / JR西日本
SLの動輪は近くで見るととても迫力があります。
また梅小路の蒸気機関車群は静態保存機であっても移動できる状態で保存されています。
火室部分のケーシングが無いのも1号機の特徴です。
キャブサイドのナンバーとメーカーズプレートも磨きだされています。
梅小路の区名札が取り付けられています。
車両工場は意外と狭く広角でないと車両全体を映すことができません。
テンダーからエンジン部分を眺めました。
連結器部分。
車両工場では吊り下げ式の階段の上から車両を見下ろすことができます。
普段は見れない部分を観察できるチャンスです。
スチームドームと汽笛部分です。
塗料のハゲが目立ちます。
梅小路蒸気機関車館の閉館後、京都鉄道博物館オープンまで半年近く期間がありましたがSLの塗料塗り替え等は行われませんでした。
ただし定期的なメンテナンスと塗装は行われているらしく直近ではC551号機が綺麗に塗り替えられていたと思います。
C62の1〜4号機は試作機とされており砂巻き管の間隔が狭くなっています。
京都鉄道博物館には1号機の他、2号機と26号機が保存されていますのでそれぞれの各部を比較しながら見学することも可能です。
1等展望車 マイテ49形2号車
1938(昭和13)年に東京~下関駅間の特急「富士」に使用するために製造された展望車(当時の形式はスイテ37形)。戦後は、特急「はと」「つばめ」の展望車として活躍しました。車両形式として、現存する唯一の車両で、SLやまぐち号の新型客車(1号車)のモデルにもなっています。
引用元 / JR西日本
続いてマイテ492号車です。
マイテは数年前までSLやまぐち号の展望車としても活躍していましたが今では本線で使われることはありません。
特別展示車両として各地を移動しています。
展望デッキ部分です。
ライトは非点灯ですが展示最終日のみ室内灯が点けられたそうです。
特徴的な台車です。
模型ではKATOから同車両が発売されていました。
保存状態は良好です。車体も綺麗でした。
履歴書風の車両説明が置かれていました。
定員は27名なんですね。
屋根上の汚れ具合は味があります。
蒸気機関車牽引の編成にはとても似合いますね。
ここでしか見ることのできないトワイライトエクスプレスとの2ショットです。
人気車両の並びに多くの方が撮影されていました。
京都鉄道博物館
http://www.kyotorailwaymuseum.jp
■開館時間
10:00~17:30 *入館は17:00まで
■入館料金
一般1,200円 / 大学生・高校生1,000円 / 中学生・小学生500円 / 幼児(3歳以上)200円
■休館日
毎週水曜日(祝日は開館) / 年末年始
YouTube動画
【はと】C62-1号機 & 1等展望車マイテ49-2号車の特別展示をみてきた / 京都鉄道博物館【SHIGEMON】