今回の機関庫は可能な限り3Dプリンターで作ることをテーマにしていますので雨樋部分もDreamerで出力しました。
直径1mmの雨樋ですので真鍮線かプラ棒で作るほうが効率的なパーツではありますが何事も挑戦。
積層はありますが意外と使えるのではないかということで採用しました。
柱の後部に接着します。
下地処理が終わった機関庫のパーツはガイアのニュートラルグレーⅠで全体を塗装しました。
そしてマスキングを施した柱の下部を薄ピンク色に塗装。
にじみもなく塗り分けができました。
扇形庫の窓部分はレーザー加工機でカットした2mm厚のアクリル板を使用します。
サッシの部分は彫り込みモールドで簡単に再現しており銀色を流し込んでいます。
今回の梅小路機関庫はSL第一検修庫部分はモジュールに乗り切らないため省略していますが1~20番線の扇形車庫部分は可能な限り再現します。
その中で窓部分は必須なのですが数えてみたところ合計163箇所もありました。
アクリル窓パーツを紙やすりで成型しながら壁部分にはめ込んで接着します。
今回はクレオスの流し込み接着材で固着させました。
気の遠くなる作業です。
完成すると扇形庫内部はほとんど見えなくなりますが機関庫後ろ部分のレンガ床を表現しておきます。
白塗りしたレンガペーパーをカットして木工用ボンドで貼り付けるだけの工作です。
機関庫の標識番号はイラストレーターで作ったデータを印刷しました。
カットして木工用ボンドで貼り付けます。
1~20番まで貼り付けます。
実物写真を参考に貼り付けますが番号によってど真ん中に付いていいたり右寄りに付いていたりと様々です。
ちゃんと見ていないとわからないポイントでもあります。
そんな作業をはさみながら窓パーツがすべてはまりました。
このジオラマ製作での1つ目の山は越えたかな…という感想です。
窓が入ることで一気にジオラマっぽくなりますよね。
窓マジックというのはあると思います。
YouTube動画
ジオラマ工作5連発! 自作の扇形機関庫に窓ガラスをはめ込む! 塗装&塗り分け作業! レーザーでカットしたアクリル板をミニチュア建物の窓にする方法【梅小路ジオラマ計画 #10】