2019年の国際鉄道模型コンベンション(以下 JAM)に向けてジオラマを製作中です。
今年作るのはJR山口線の情景ということでまずは篠目駅を作ることにしました。
前回の工作ではモジュールボードの製作と線路の固定を行いましたのでここからは地面部分を製作していきます。
目次
地面部分の製作
まずはユニトラックの枕木面まで地面部分を嵩上げすることにします。
ユニトラックは枕木上面までの高さが約5㍉になっていますので、5㍉のスチレンボードをカットして線路以外の部分に敷き詰めます。
これで地面部分と枕木上面の高さが揃えます。
本当は4㍉嵩上げしたかったのですが4㍉厚のスチレンボードはなかなか売ってませんので5㍉を使用。
線路を1㍉嵩上げしても良かったのですが他のモジュールと接続する際に問題が出そうなのでやむを得ず。
スチレンボードを設置した様子です。
線路に沿ってカットして木工用ボンドで貼り付けるだけです。
スチレンボードはどこのものを使っても良いですが今回はAmazonで割と安かった株式会社ジョーホク製を使用しました。
ここから地面を作ります。
今回は全体にバラストを撒くことにしました。
いろいろと方法を試したかったので木工用ボンドを塗布した面にバラストを撒いていきます。
ハケで整えた後に霧吹きで水をかけ、木工用ボンド水溶液を滴下して固着させます。
一度では固着できないので何度か繰り返します。
また広い面は両面テープを併用してバラストを固定しました。
こちらはかなり楽でしたが木工用ボンド水溶液が染み込みにくい気がしました。
できれば枕木には乗らないようにしたいですが乗ってる箇所も多いです。
ここから更に地面を作り込みます。
今回はダイソーで売られている石膏を使ってみます。
本当はアロマストーンを製作するための石膏です。
パッケージには説明以外の用途には使用しないでくださいと注意書きがありますがジオラマ工作に応用できるとラッキーですので試しに使ってみます。
ジオラマ用の石膏も販売されていますが高価ですので…。
全体に撒いたあと、筆で叩くようにバラストの隙間に刷り込みます。
粉が舞いますので吸い込まないように注意が必要です。
全体に刷り込み終われば霧吹きで水を掛けます。
こちらも1度では定着しないと思いますので、乾燥後にまた石膏を撒き水を掛けました。
この作業を様子を見ながら3回ほど繰り返しました。
線路自体に掛かっても今の所問題はありませんが気になるようでしたら線路部分にマスキングをしておくと良いかと思います。
ホーム部分などストラクチャーはまだ設置していませんので部分的にはバラストも石膏も撒いていません。
完全に乾燥させた後に地面を彩色していきます。
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