3Dプリンター造形物の積層の表面処理やヤスリがけをするためにプロクソンのペンサンダーを購入してみました。
目次
開封の儀
今回もAmazonで購入しました。
PROXXONはルーター関係で知っていたのですがペンサンダーなるものがあるのは知りませんでした。
本体にはスイッチがあり電源ケーブルがつながっています。
スイッチはON/OFFの切り替えだけですので強弱を設定することはできません。
本体サイズは縦29×横220×奥29mmです。
重量は200gですがそんなに重いとも感じません。
電源をONにすると先端が振動して取り付けていた紙やすりによって研磨/切削作業や表面処理を行うことができるというアイテムです。
形状の異なるアタッチメントが8本付属していました。
必要に応じて形状を洗濯して取り付けます。
また裏面がシールになったサンドペーパーも付属しています。
このシールをアタッチメントに貼り付けて使用できます。
シールは#240 #400 #800だったと思います(違ってたらスミマセン)
これは市販のサンドペーパーを両面テープで取り付けることも可能です。
また先程強弱の設定はできないと記載しましたがこちらのパワーコントローラーを使用することで電力を調整することとができます。
元ははんだごての熱量調整用ですがペンサンダーと電源の間にかますことでサンダーの振動数をコントロールすることができます。
ペンサンダーを使用するなら持っておいたほうが良いかもしれません。
アタッチメントを取り付けて実際に使用してみます。
今回は広い範囲のヤスリがけで使ってみました。
使い心地は悪くないです、指が疲れるような研磨作業も力いらずで簡単に行うことができます。
注意点としましてはパワーコントローラーなしでの使用だと振動数が多すぎてパーツが溶ける可能性があります。
またパッケージ説明書きには連続使用時間は15分と記載があります。
長時間の使用はできないのと今回のような大きいパーツのヤスリがけには向いていないと思いました。
パワーコントローラーで振動数を調整しながら使ってみました。
またアタッチメントの形状を好みのサイズにカットして使用することも可能です。
使った感想まとめ
はじめて使ったペンサンダーですが結果としてかなり重宝しそうな予感です。
期待しているのは次の点です。
・手作業でできる研磨作業の時短
・3Dプリンターで造形したオブジェクトの表面処理
3DオブジェクトにかんしてはPLA樹脂製のものだと溶きパテを塗った後の研磨になりそうです。
ABS樹脂製でしたらそのままペンサンダーでヤスリがけができると思います。
長時間使用できないのがちょっとネックですが手作業より早く仕上げ作業ができると思いました。
YouTube動画
パテ成型や3Dプリンタ造形物の表面処理にも使えるプロクソンのペンサンダーの使用感 / PROXXON